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今月のインタビュー

「子どもたちと地域の未来を考える」ために
花と緑のまちづくりを全国の市町村長に呼びかけます

亀岡市長
桂川孝裕(かつらがわ たかひろ)さん
プロフィール
1963年2月生まれ、岐阜県出身。85年東京農業大学農学部造園学科卒、87年に亀岡市役所に入所、88年亀岡市都市緑花協会へ出向。03年1月の亀岡市議会議員選挙でトップ当選。07年4月の京都府議会議員選挙で当選、2期務め退任。15年11月の亀岡市長選で初当選、現在に至る。
――「花と緑のまちづくり全国首長会」を立ち上げられた経緯を教えてください
子どもたち、特に幼稚園、保育園から8歳くらいまでに人間の脳は9割くらい育つといわれています。それまでに子どもたちがどのように自然体験をしていくかが大事です。最近の子どもたちのアンケート調査を見ると、「年齢が上がるにつれて自己肯定感が薄れ、自己否定するようになって自殺につながっていく」という問題があります。人が生きていくために必要な、自然の中で育まれる自己開発ができていない結果、自分を好きになれないのではないかと考えられています。この問題の解決のためには、自然を含めて花と緑にかかわっていく環境が大事だといわれています。
また、地方創生の時代にどのようにして地域の魅力を高め生き残っていくかも大事です。故郷の美しい景観をどれだけ作るかによって、その町に住みたいという思いが強くなるので、まちづくりの根幹となります。町の中に花や緑があり触れ合える場所があることで、そこに住む子どもたちはその町を故郷と認識でき、地域の未来につながります。子どもたちのため、地域の未来のために、全国の首長会で知っていただきたいと思い、「花と緑のまちづく全国首長会」を立ち上げました。

――花や緑の取り組みについて教えてください
市の職員の時代から花と緑の普及に取り組み、市会議員になってから花と緑の市議会議員連盟を作ったりしてきましたが、最後の決断をし、動かしていくのは首長です。さまざまな課題に対して花や緑、自然を含めた最新の情報を自分が感じることによって自分の町の政策に取り組むことができます。そのためには全国の首長が集まって情報交換をする必要があります。私が市長になってから「亀岡まるごとガーデン・ミュージアム構想」を立ち上げました。都市の再生には「環境と文化」が必要です。亀岡市全体が公園であり、景観的に美しい街並みを作って博物館のような場所を目指しています。具体的には市民参加型のスポットガーデンづくりをやり、街路樹も単一的ではなく、どうしたら景観として街並みに合うか、ガーデン・ミュージアム構想の中で実施していきます。

――今後の展開は
首長会を立ち上げるという方向性を出したので、全国の市町村から中核になるような首長、10人くらいに参画していただき、そこを基盤として今年度中には全国の首長に発信していきたいと思っています。年1回の総会を開いて各市町村の最新事例を発表し共有化していく。また、民間の企業や市民団体との包括提携をして、より幅の広い取り組みにつなげていきたいと思っています。あるいは国とつながっていくことも必要ではないかと思っており、国土交通省の行っている都市緑化フェアと連携して取り組んでいくことも考えられます。

※続きは2019年1月号をご覧ください

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